うつ病は薬で治療しましょう。うつ病について、様々な抗うつ剤の特徴、通販での購入について学んでいきましょう。

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抗うつ剤でうつ病を治療

抗うつ剤でうつ病を治療

うつ病は様々な事が原因で起き、しかもそれは他人事ではありません。いつ、誰が、どのタイミングで起きてもおかしくないのがこの病気の特徴なのです。うつ病を発症すると身体的な症状、精神的な症状と心身ともに影響を与えてしまいます。

「やる気が出ない」「何事も楽しめない」「考えがまとまらない」といったいつもとは違う異変に気づいたのであれば、迷うことなく1度精神科を受診してみてください。うつ病と向き合うには、あなたに合う薬、あなたに合うお医者様、この2つが治療していく中で最も重要です。

現在は軽度のうつ病に対して薬を使った治療が第一選択ではない場合もありますが、ほとんどのうつ病には抗うつ剤が使われています。薬を服用することに抵抗がある方もいるとは思いますが、風邪を引いたら薬を飲むのと同じように、抗うつ剤を服用することで症状の緩和や気分の改善などの効果が得られます。

使用する際は必ず医師とカウンセリングをし、初めは少量からお試し下さい。抗うつ剤は色んな種類がありますので、その特徴も知ることが大切です。合わない薬を使っていれば副作用に苦しむ事になるでしょう。その相性も見極めなければなりません。

そして抗うつ剤は「海外医薬品の通販」でも購入する事が出来ます。海外で販売されている抗うつ剤を個人輸入するという方法で、医療機関よりも安価に購入出来るのが特徴です。長い期間必要になるであろう抗うつ剤にかかる費用をカット出来るので今注目されている方法となっています。

抗うつ剤について

古くは第二次世界大戦後から研究が進められ、1950年代から使われるようになった抗うつ剤。現在ではいろいろな種類が世に出ており、どれが何なのかちょっと分かりにくいかもしれません。作用によって分類されているのでまずはそれを知っておきましょう。

  • ・三環系抗うつ剤(初期の抗うつ剤でセロトニンとノルアドレナリンを増やす)
  • ・四環系抗うつ剤(ノルアドレナリンを増やす。三環系よりも副作用は少ない)
  • SSRI(現在最も使われている抗うつ剤。セロトニンの再吸収を防ぎ濃度を増やす)
  • ・SNRI(セロトニンとノルアドレナリンの再吸収を防ぎ濃度を増やす)
  • ・NaSSA(セロトニンとノルアドレナリンの分泌を増やす)

うつ病にも症状の違いがありその状態によっても抗うつ剤は使い分けされるので、どれが一番効果があるという位置付けはありません。副作用を自覚しているにも関わらず使い続けるのはかなり負担になってしまいます。その反対に合う抗うつ剤が見つかれば随分楽になるはずです。かなりの種類がありますので先述したタイプから主流であるSSRIとSNRIをご紹介していきます。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

数ある抗うつ剤の種類で最も有名かつ利用されているのがSSRIです。選択的セロトニン再取り込み阻害薬とも言われ、セロトニンの再吸収を防いでその量を多くする事で、うつ病の症状を緩和するという作用を持っています。セロトニンは心身の安定にとって必要不可欠な神経伝達物質で、量の少ない人はうつ病になりやすいのです。

「選択的」と付けられていることからも、セロトニンに対して優先的に作用します。他の神経伝達物質への影響が少ないため、これまでの抗うつ剤よりも副作用が少なく安全に使える事が特徴です。国内では処方されていないものもありますが合わせてご紹介します。

レクサプロ

レクサプロ

2011年に発売されたSSRIです。世界で最も売れているとも言われており、日本でもうつ病に良く処方されるようになりました。抗うつ剤という薬は大体2~3週間飲み続けてから効果が出てくるのですが、レクサプロに関してはそれよりも早くうつ状態を軽減出来るのです。

また副作用の少なさも合わさり、とてもバランスの良い抗うつ剤と評されています。ただSSRIの中では最も価格が高いのがネックではあります。

  • ・効果が現れるのが他の抗うつ剤に比べて早い
  • ・女性の方が有効性が高い
  • ・うつ病の他に不安障害にも効果あり

レクサプロについてはこちら

ジェイゾロフト

ジェイゾロフトも効果と副作用が起きにくいというバランスに優れた抗うつ剤です。SSRIに属しているので脳内のセロトニンの濃度を増やし、うつ病の症状を軽減していきます。レクだプロとは違い、多くの抗うつ剤のようにまずは少ない用量から飲み始めましょう。副作用のリスクを抑えるためです。

うつ病の他にパニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の治療にも使われています。

  • ・効果は強くないが安全性は高くバランスのとれた抗うつ剤
  • ・女性の方が男性よりも有効性が高い
  • ・うつ病以外に、パニック障害などにも効果がある

ジェイゾロフトの作用機序についてはこちら

パキシル

抗うつ剤の種類の中でも非常に有名なのがこちらのパキシルではないでしょうか?一番最初に発売されたSSRIで、とても高い効果を持っています。うつ病はもちろんですが、パニック障害や不安障害にも適応するのも選ばれる理由なのでしょう。

ただし副作用も強く、吐き気や離脱症状が起きやすいです。またパキシルを続けていると太るという報告もあります。副作用の少ないCR錠というものがありますので、もしも副作用がおさまらないようであればこちらを選ぶか、違う抗うつ剤を使って下さい。

  • ・抗うつ作用はとても強いが、副作用の発現もやや多い
  • ・男性の方が女性よりも有効性が高い
  • ・早漏の治療薬としても使用される

パキシルの作用機序についてはこちら

プロザック

国内では承認されていないため、唯一医療機関で処方されないSSRIです。ただ世界的に見れば(特にアメリカ)、非常に人気のある抗うつ剤でその処方量も多いと言われています。作用がとてもゆるやかなので軽度のうつ病の方に最適です。

他の抗うつ剤と同じようにうつ病以外にも適応症状があり、強迫性障害・パニック障害・PMS(月経前症候群)にも効果を発揮します。

  • ・日本では承認されていない抗うつ剤
  • ・ゆっくりと効果が現れるため、軽度のうつ病に向いている
  • ・強迫性障害・パニック障害・PMS(月経前症候群)にも使われている

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

SSRI以外にも使われている抗うつ剤がSNRIです。こちらはセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害しうつ状態を軽減していきます。三環系・四環系よりも副作用は少ないため安全性も高く需要は高いです。国内では3つ種類が使われております。

サインバルタ

サインバルタ

2010年に承認されたSNRIです。世界では日本に先駆け発売されており、数多くの種類がある抗うつ剤の中で最も処方されています。SSRIと違いノルアドレナリンの再取り込みも阻害するためやる気や意欲の上昇に有効です。

抗うつ剤の中でも効果は高く、うつ病の他にも糖尿病神経障害性疼痛と線維筋痛症にも適応しています(疼痛とは痛みのことです)。

抗不安薬

抗不安薬は精神安定剤やトランキライザー(マイナートランキライザー)とも呼ばれています。その名称通り、精神的な不安を取り除く作用に優れており、主に不安障害に使われています。不安からくる過度な緊張も和らげてくれますので人と接する事が苦手な方にも有効なのでその用途は広いでしょう。

デパス

デパス
  • ・効果の高い抗うつ剤の代表的な万能薬
  • ・男女問わず効果があり広く使用される
  • ・不眠や不安、肩こりなどさまざまな症状に効果的

デパスの作用機序についてはこちら

セディール

  • ・セロトニンの合成を抑制しリラックス出来やすくする
  • ・耐性が付きにくく、依存性も低い
  • ・効果を実感するには2週間程度飲み続ける必要がある

うつ病の症状と治療薬の服用

うつ病の症状と治療薬の服用

うつには様々な症状が出ます。何もやる気が起きない、動悸がひどい、生きていたくないなど、生活するにおいてすべて困難な症状です。放置してるだけでは、症状は改善されません。うつ病は病気です。病気は治療薬で改善されます。

うつにもたくさんの治療薬があります。薬に頼りたくないといった方もたくさんいらっしゃいますが、薬に頼らずそのまま辛い日々を送るほうが良い状態ではありません。最悪の場合死を選ぶ方もいらっしゃいます。それを薬を服用するだけで症状が良くなるのであれば、薬に頼ってもまったく問題ありません。